格闘技 blog

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髙田延彦が「RIZIN.18」を振り返る。2

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浜崎はやばいんじゃないかと関係者内で言われていた

 セミで戦った女子スーパー・アトム級王者の浜崎朱加については「対戦相手のアム・ザ・ロケットはムエタイで80戦以上試合をしていて、ほとんど負けていない。アジアの柔術大会でも黒帯で金メダルを何個も取っている。立っても寝てもハイレベルな技術を持っているし、身体能力高そうなので(浜崎は)やばいんじゃないかと関係者内で言われていたが、ふたを開けたら完勝。綺麗にきまったね。バックを取られてもポイントを外して絶対極められないポジションでガードしていた。そして流れるような完璧なフィニッシュだった」と絶賛した。

 RIZINでの連敗を2で止めた浅倉カンナについては「山本美憂タイプのレスリングエリートが対戦相手。リオ五輪の代表直前まで行き、東京五輪も目指している。(レスラーに)トラウマがあると本人も言っていて、いかれちゃうんじゃないかと思ったら意外や意外。打撃中心で、ダッキングもすごくうまくてボクシングでもいけるんじゃないかという打撃センスを感じた。新しいカンナを見せてくれた。今までのスタイルから引き出しが増えたし、フィジカルの強化も随分やったみたい。まだ21歳なので、これからもっと成長できる。もっといろいろ身につければ戦いの幅が広がる。本人も自信がついたと思う。負けは人を強くすることを証明した」と評価した。